投資における「安定」って何?S&P500から学んだ僕の安定基準

都市を見渡しながら未来を見据えるビジネスマンのイメージ。投資や経済の安定を長期視点で考える象徴的な構図 学びと気づき

こんにちは、ヤスです。投資を始めてからずっと頭の中にあるテーマがあります。それは「安定」って何だろう?ということ。今回は、僕なりの「投資における安定」について考えてみました。

そもそも投資を始めた理由と“安定”の疑問

僕が投資を始めたきっかけは、単純に「お金を増やしたい」という気持ちからでした。だけど、投資を始める前の僕にとって投資は“ギャンブルっぽい”イメージのものでした。

「株価が暴落した」「数百万円儲けた」みたいなニュースを聞くたびに、安定とは正反対の世界に思えていたんです。

それでも、お金を増やしたいと思ったときに、「じゃあ、安定して増やすにはどうしたらいい?」と考え始めたのが今回のテーマの出発点です。

サイコロを投げるビジネスマンの手元。リスクや運を象徴する瞬間

S&P500が教えてくれた“長期の安定”

1957年に誕生したアメリカの代表的な株価指数「S&P500」。スタート時はわずか45ポイント前後だったようです。約70年の時を経て、今では6,700ポイント台まで成長しています。

その間にリーマンショックやコロナショックなど、何度も「もう終わりだ」と言われるような暴落を経験しました。でも、最終的には必ず回復してきた。“下がるときはあっても、長期で見れば上がっている”という事実が、僕にとっての「安定」の原点になりました。

世界の安定とは「成り立たなければ困る仕組み」

世界経済って、ある意味で“止まることが許されない”仕組みだと思うんです。
世界が終わらない限り、経済は成り立たせ続けるように動く。だからこそ、僕にとっての安定とは「成り立たなければ困る仕組みの中に資産を置くこと」かなと。

上昇する株価チャートのグラフ。成長と安定を表すイメージ

アメリカと日本を比べてみると

アメリカは今でも世界の中心。技術力・通貨・軍事・情報――どれを取っても、すぐに取って代わる国はありません。だから株価が下がる時期はあっても、また上がる。上がらないと世界中が困る国。“世界の中で最も安定している国”と言えると思います。

一方で日本は、人口減少・生産性の低下・円安などの課題が多く、 日本が下がっても「代わりがいる世界」の中ではリスクがある。ただアメリカと比べたらって話で僕にとっては“なくなったら困る存在”。だから不安定とまでは思っていません。

なので小さな国とか一つの企業とか時代やブームで変化しそうなもの一つに頼るのは不安定でリスクがあると考えます。

“安定=必要とされる仕組み”に気づいたきっかけ

先日AIとNASDAQについての話をしていたとき、「NASDAQは値動きが激しいけど、S&P500のほうが安定だよね」という話題になりました。でも実際に2つの10年間のチャートを見てみると、どちらも結局上がっている。

NASDAQの方が短期で見れば激しく動くけど、長期的に見ればどちらも成長している
そしてAI・クラウド・半導体――どれも現代社会に欠かせない産業。今すぐなくなるわけでも、他に取って代わられるわけでもない。“必要とされ続ける仕組み”がある限り、それは安定なんじゃないかと感じました。

投資の安定性やリスク管理を象徴するビジネスマンのイメージ。戦略的に資産を積み上げる様子

僕が考える「安定した投資対象」

  • ✅ 長期で右肩上がりに成長しているもの
  • ✅ 世界にとって“なくてはならない”もの
  • ✅ 日常生活の中に自然と溶け込んでいるもの

これが、僕の中での「安定している」と感じる対象なのかなと思います。

安定をどう投資に活かすか

正直、安定だから良いとか、安定だけを求めたいとは思っていません。
でも今回、自分にとっての“安定”を考えることで、今後の投資をしていく中での根っこの考え方が見えてきた気がします。

これからも、「必要とされ続ける仕組みの中に資産を置く」という考えを軸に、長期でコツコツ積み上げていこうと思います。

投資や人生のステップアップを象徴する女性の後ろ姿。コツコツと前進する長期投資のイメージ

⚠️注意:この記事はヤス個人の体験・考え方であり、特定の投資や金融商品を推奨するものではありません。投資にはリスクがあります。必ずご自身の判断で行ってください。

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